ピースボートの旅
〜Viet Nam〜
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 今回の旅は一味違ったものだった。
成田を出発し、ベトナム南部の都市、ホーチミンへ。
そのまま国内線で中部の都市、ダナンへ到着。ベトナムで2泊。
 その後、3ヶ月をかけ船で世界一周をしてしまおうとゆうNGOのピースボートのトパーズ号でシンガポールへ。船内3泊後、シンガポールから日本へ帰国。初めての船旅体験でした。
ベトナム☆

ホーチミン、ダナンの2つの都市ともに驚いたのが、市内のバイクの数。どの場所に行ってもバイクが途切れることなく走り続けている。それも一車線に横、5〜6台並び、縦にも長い列。人の歩く場所もないぐらい道一杯に広がっており、クラクションとエンジンの音が街に響き渡っている。そして、みんながみんなヘルメットを被っていない。さらには、二人乗り三人乗り当たり前。最高で五人乗りを発見!交通規則はどうなっているのか?
とにかく日常生活にバイクは欠かせないものになっている。常に街にバイクが溢れているのは、みな目的地をもたず走り続けているからだそうだ。日本の夏のように、湿気が多く、じっとしていると汗がにじみ出てくるほどの暑さ。風を切って走りたくなる気持ちは多いに理解できる。
 ベトナムでの風景の一つに、多くの人が外で食事を取っている。お店の前に、お尻がかろうじて入るぐらいの小さなプラスチックのイスを出して、小さな机を囲んで、みんなでお米から出来た平たい麺の「フォー」などを食べている光景が見られた。ベトナム料理は甘すぎず、辛すぎず日本人の味覚によく合うといった感じであった。大満足。
実際に働いているのは女性が多く、男性は職がなく働けない人が多いようである。
決して、豊かではないが、ゆったりとした時間の中で、一生懸命生きている姿が見られた。
不思議な魅力を持ったベトナムは、もう一度訪れたい国となった。
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