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ピースボートは、寄港地を回りながら世界一周をしていくわけだが、各寄港地にはピースボートの企画するオプショナルツアーがある。ベトナムの一般家庭に泊まって、2日間一緒に生活を共にしたり、マーケットに行って買出しをし、ベトナム料理作りにチャレンジしたり、観光地を回ったりと、自由参加の色々なツアーが用意されている。 その中で、さまざまな事情で家族と暮らすことが出来ずに、路上で生活する子供たち、ストリートチルドレンとの交流をするツアーに参加した。 このストリートチルドレンは、ベトナムで大きな問題となっており、子供たちが手に職をつけるまで職業訓練学校で勉強をするプログラムや、お父さん役、お母さん役の大人たちと、集団生活を送っていくプログラムなどの支援を行っている団体がある。 |
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職業訓練学校では、中学生から高校生ぐらいまでの子供たちが、刺繍やコンピュータや電気工学などの勉強をしていた。これからは仕事を持ちひとりで生活をしていかなくてはならない子供たち。わき目も振らず真剣なまなざしで、目の前の事柄に取り組んでいる。そんな必死に生きていこうとする姿に、今の自分を照らし合わせて反省をしたりもした。 .....がしかし、話しかけると少し照れながら、屈託のない子供の笑顔を見せてくれる。集団で生活をしている子供たちの家を訪ねたときもそうだった。臆することなく、満面の笑みで、体全部でぶつかってきた。時間がたつのも忘れるぐらい一生懸命に遊びまくった。とゆうか、遊んでもらった。 |
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お父さん役の男性が、僕の手を取り力強い握手で、「ありがとう」の言葉を伝えてきた。兄貴になるような年齢の子もいないのだろうが、やはりどこか閉鎖された空間でもあるのだろうか? 彼ら彼女の笑顔を、いつまでも守ってくれる空間であって欲しいし、いつの日にかこのプルジェクトの必要としない日が来ることを祈るばかり。 |
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