IWA JAPAN  チョコボール向井選手
高:さあ、ということで今週のラジオ格闘技向上委員会はですね、IWAJAPANの事務所にお邪魔しております。
  そして、僕の隣には浅野起州社長とチョコボール向井選手にお越しいただいております!よろしくお願いします!
浅/チ:よろしくお願いします。
高:生の声をなかなかお聞きすることの出来ないお二人ということで、今日はかなり貴重な機会なので
  どんどん質問をぶつけて行きたいと思うのですが、まずはチョコボール選手。今は二足の草鞋を履いていて
  世間一般、特に男子は知っている人も多いと思うのですが、プロレスラーになったきっかけというのは何なのでしょうか?
チ:はい、まず私の場合はプロレスラーを目指した方が先だったんですよ。18歳の頃に新日本の練習生の募集を受けて
  一週間で辛くてやめちゃったんですよ。まぁ、とにかくプロレスラーを目指した方が先だったですね。
高:そしてあの後、男優さんになられて…。
チ:そうですね、そっちの世界に入って10年ぐらい経ったときに、以前あったFMWという会社にプロレスやりませんかと誘われて。
  当時タレントとかスポーツ選手をプロレスラーにするのが流行っていまして、私に白羽の矢が立ったと。
  それでちょっとプロレスラーやってみたいなと、18歳の頃の夢がかなうんじゃないか、とやってみたんですけど
  甘くは無かったですね。受身を取る打撃、吸収する痛みとかが見てるのとは大違いで青痣だらけ怪我だらけでしたね。
  まあ、でもまだまだですけどね、プロレス界で5年なんて。3年くらいで新人の枠をこえて、選手として少しやってきたかなって感じなんで、まだまだですね。
高:では、逆にプロレスラーになって嬉しかったことは何かありますか?
チ:やっぱり、人々の前に立てて、自分が辛いときにやりがいのあることをやらせて貰えるというのが一番、
  自分にとって「なってよかったな」と思えるところですね。
高:1回諦めて、またなろうと思って今実際夢を叶えてプロレスラーになられたわけなんですけども
  この、1回挫折したときまた頑張ろうと思われたときは、何がきっかけだったり自分の中でどんな気持ちだったんですか?
チ:諦めないことですね、夢をとにかく。1回なりたいなって思ったことをどこかで諦めちゃったらもうなれないので
  どこかで、なれるんじゃないか?とかそういう、ひそかに諦めないという思いが大事ですね。
高:それで、今の自分に結びついているということですよね。
チ:そうですね。
高:はい。プロレスラーの方々は試合とか練習はもちろん大変だと思うのですが、逆に試合がないときとかの
  リラックス方法…体を休めているときや気分的にリラックスしたいときにはどういうことをなされて…?
チ:なんにも考えず車の洗車したりとか、日焼けサロン行って日焼けしたりとか、何にもしないですね。
高:一切もうプロレスとは関係ないことをして、リラックスされると。
チ:そうですね、はい。
高:なるほど。それでは先ほど、プロレスラーになって5年経たれたと仰っていらっしゃいましたけれど
  これからチョコボール向井選手のめざす理想のプロレスラー像とかはありますか?
  例えば昔好きなプロレスラーがいて、その選手を目指しているとか…。
チ:自分たちの時代は、やっぱり初代タイガーマスクの時代なんですよね。だけどまあ、自分はああいう風に華麗に空中殺法とか出来るタイプじゃないので
  強い選手になりたいですね。誰が見ても素人目に見ても、この人は強いなっていう、本物の強さを。
高:なるほど。そして、チョコボール選手は他の選手と違って異色な経歴をたどってプロレスラーになられているわけですが
  その分色々なご苦労があったと思いますし、いろんなことを経験してらっしゃると思うんですね。
  そういう意味で、一人の人間としてチョコボール向井さんの目指すところっていうのは?レスラー以外というか、人間の部分として。
チ:よく、勘違いされたり誤解されるんですけど、本当に規則正しく生きているっていうのを理解してもらえるというのが、目指すところですね
高:そうして、実際に夢を叶えられたチョコボール選手なんですが、夢や目標を叶えるために先ほども「諦めない」と仰っていましたが
  一番大切なことは何だと思いますか?
チ:努力ですね、普段の。そしてその継続。
高:なるほど。今、ファンもプロレスを知らないリスナーも聞いていると思います。そんな方々に向けて何かメッセージをいただけたらと思います。
チ:はい。チョコボール向井、二足の草鞋ですが本気で集中してやっていますので、プロレスラーとしてのチョコボール向井も見て欲しいなと思います。
高:ありがとうございます。そして、今日はもう一人IWAの浅野起州社長にもお越しいただいております。お願いします。
浅:お願いします。
高:なかなか社長にお話を伺うという機会も無いと思うので、色々聞いていきたいと思います。
浅:なんでも聞いて下さい。
高:まず、とても基本的なところからなんですけども、何故このプロレス業界に入られたんですか?
浅:僕はジャイアント馬場さんのファンで、それでこの業界に入ったんです。全日本プロレスの興行をずっとやっていて、なんだかんだあって今はこうして自分のプロレス団体を持つようになって、という感じですね。
  儲かるんじゃないかと思ってやってみたんだけど、やってみたら全然儲からないね。大損害ですよ。
高:なるほど(笑)でももう1うっと0年も続いているじゃないですか。
浅:そうですね、もう貧乏暇なしっていうことですね。
高:(笑)社長から見て、IWAJAPANという団体、会場にきたらここを見て欲しいというポイントを電波にのせてアピールして頂きたいと思うのですが。
浅:そうですね、なんでもありってところですかね。女子プロレスあり、ジュニアの試合もあり…という感じで。
  今度はチョコボール向井が後楽園ホールで格闘技をやりたいとか言っていますし、そういう路線もいいですし、なんでもありですね。ひとつの団体で何でも見られるってところを作って行きたいですね。
高:変に枠にこだわらないで、幅広いものを見せるということですよね。
  そして今、ちょうど後楽園ホールのお話があったのですが、社長の方から告知をしていただけたらと。
浅:5月23日後楽園、チョコボール向井の相手はXになっていますけど、格闘技の有名な選手が来ますので。
高:他に何か見所とかはありますか?
浅:やっぱりチョコボールが一番でしょうねぇ!
高:かなりフィーチャーされてますね。
浅:どんな試合をするのか、ありえないことになりますからね。IWAで格闘技やるなんて、毎日練習もしているから。ぜひとも見て欲しいですね。
  後女子プロも、新しい子も来ますからその子も見て欲しいですね。ジャガー横田とかビッグネームも来ますし。
高:では、そこらへんも要注目ということですね。どうですか?チョコボール選手、社長にプッシュされていますが。
チ:はい、これはちょっと特別試合になりますので、普段見せられないチョコボール向井が見せられるんじゃないかと。
高:IWAファンもそうですが、初めて見に行く方も知らない一面を見られるということですね。
  そして社長、IWAJAPANという団体をこの先どういう団体にしていきたいな、というお考えとかは?
浅:そうですねぇ。どんな団体って言うか、なんでも有りって感じが一番いいんじゃないですか。
  総合って感じで、ひとつのチケットで色々見れるっていうのがいいなと思いますよ。
高:なかなか他の団体ではやらないことですもんね。
浅:そうですね、他の団体ではやらないことをやって金儲けしたいって思ってるんですけどね(笑)
高:そんな浅野社長の座右の銘とか好きな言葉はありますか?
浅:貧乏暇無し!ワンパターンですみません。
高:ありがとうございます(笑)社長からもファンやリスナーにメッセージをお願いします。
浅:これからも頑張りますのでIWAよろしくお願いします。
高:本当に、今日は人柄が伝わってくるようなインタビューになったと思います(笑)
  それでは最後にチョコボール選手にリクエスト曲を一曲お聞きしたいなと思うのですが。
チ:はい、練習に締めくくりとかに聞きたい曲なんですけど矢沢永吉さんの「東京」ですね。
高:わかりました。それでは本日はありがとう御座いました!
浅/チ:ありがとうございました!