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ピースボート
〜家造り〜
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ホームレスの人の家作りの手伝い。
朝起きて、自分たちの昼ごはんのサンドイッチを作り、資材を運びながら現場まで歩き。とにかく暑い。午前中は過ごしやすいが、どんどん日が真上にやってくると逃げる場所がない。日陰になるものがない。とにかく暑い中での作業。参加した人の中には、建築業をしていて今はリタイヤをした年配の方もいて、みんなで教わりながら、現地の人たちも一緒になって楽しくペンキ塗りをした。 |
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老若男女、国も人種も肌の色も、何にも関係ない。ただ一つの目的のために力をあわせ!見事に一軒の家が、真っ白に塗りあがった。
最高の達成感。
充実感。喜び。
いろんな気持ちが入り混じっての感動。
ここに、どんな人が住んで、どんな感想をもつのだろうと想像するだけでワクワクしてくる。 |
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別れ
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別れに、日本からの物資を送った。子供たちが、俺達の乗ったバスに、何度も何度も手を振って見送ってくれた。寂しかった。
夕方にはケープタウンに寄港していたピースボートの出航式。
『出船』を見送る初めての体験。800人の人たちが次の目的地を目指す。
デッキに溢れかえる人達。その中に、一緒にペンキ塗りをした仲間の顔が見えた時、思わず「みんな頑張れよ〜〜!」と思いっきり叫んでた。お互いに名前も知らないのに、何年も一緒に暮らしていた仲間との別れのような気がした。ただただ一人の人間同士として、接することが出来二日間。短い時間だったけれど、とても懐かしく思い出され、別れがやたら切なかった。船の上から「来てくれてありがと〜」叫んでくれた声が今でも耳に残っている。胸が熱くなり、涙がこみ上げてきた。
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飛行機や電車とは違って、ゆっくりとゆっくりと港を出て行く船を、小さくなるまで、ずっと手を振って見送った。
今頃みんなどこにいるのだろう?
元気だろうか?
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