日本地雷処理を支援する会 | |||||
NGOのイメージ=「若い人たちのパワー」 多くの事務所で、20代、30代で世界を飛び回っている人に会えた。 今回の取材先は、しっかりとネクタイを締めた50代?60代?のおじさま達が机に向かっている。 会社の役員会議のような雰囲気。 随分硬いところに来てしまったものだと思ったのだが、それなりの理由が。 取材先は、日本地雷処理を支援する会。通称、JMAS(ジェーマス) お話を伺ったのは、理事長の土井 義尚さん。なんと陸上自衛隊OBの方だ。 それ以外のスッタッフさんもほとんど陸上自衛隊OB。 なるほど、背筋がぴっと伸びて、勇ましい感じが漂っていたわけだ。 活動は、カンボジアでの不発弾の処理。地雷ではなくて不発弾だ。 地雷によって命が奪われた、地雷によって手足がなくなってしまったと地雷の被害が大きく取り立たされているが、 実は、被害者の半分は不発弾によるものだそうだ。日本での認識とは全く違っている。 また、不発弾の処理が出来るのは、武器学校などに通った人たちにしか出来ないとの事。 もちろん自衛隊の方々には出来るわけだ。 話は続くが、10年ほど前。日本中でも論争になった、アンタックへの自衛隊派遣。 復興支援の跡地を見学に行ったところ、現地の人の多くは知らない、覚えていない。 つまり、日本の支援の記憶はすでに風化してしまい、また事実さえ伝わっていなかった。 何のための支援だったのか? そこで土井さんが思ったことが、日本人の、自衛隊OBの自分達が出来ること。 不発弾の処理である! そして、顔の見える国際貢献が始まった。 愛すべき、そして力強い、オヤジ達の国際貢献はまだまだ始まったばかりだ。 P.S 土井様には貴重なお時間を頂きました。ありがとうございました。 |
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