貧困によって3秒に1人の子供が命を落としている。
貧困によって、6人に1人の子供が児童労働を強いられている。
家のお手伝いやアルバイトではない。児童労働とは、子供たちが危険で有害な仕事をすることによって、
教育を受けられなかったり、健康に成長できないことである。
 僕たちが飲んでいるコーヒーやタバコや、スポーツとして楽しんでいるサッカーのボールなど、
多くのものが、安い賃金で雇われる子供たちの手によって作られている。
働く子供たちのよって生活が支えられていると言っても過言ではない。
この児童労働の現実を伝えているのが、今回の取材先、ACEである。
副代表の白木朋子さんに話を伺った。
インドにある村の子供たちが学校に行けるようにサポートをしたり、児童労働とは何か、
そして日本の生活にも密接に関わりを持っていることを国内に伝えている。
 ACEが行ったイベントの1つに、チャリティーフットサル大会がある。
02年と05年に開催し、多くの人たちに「気づき」と「共感」を生んだ。
予断だが、是非ハロプロメンバーにも協力を頂きたいものだ。
 僕たちの当たり前の生活の中に、当たり前ではいけない児童労働の現実が色濃く絡み合っている。
サッカーやフットサルのように大人も楽しめるスポーツは素晴らしいと思うが、
やはり、まずは世界の子供たちが、純粋に楽しめる環境であってほしいい。
未来を作るのは子供たちなのだから。
児童労働のない村づくりをめざす、インドの「子どもにやさしい村」プロジェクトを支援。村のすべての子どもたちが笑顔でいられるように。 好きなサッカーをしながら国際協力。試合の合間にはクイズをしながら児童労働についても学んでもらいました。参加費の一部は、現在支援中のインドのプロジェクトに使われています。(2005年4月、チャリティ・フットサル大会)。
インドやパキスタンでは子どもがボールを縫っていることも。児童労働は日本の私たちともつながっている問題です。 ACEのモットーは、「ひとりひとりが『気づく』『共感する』『自分のスタイルで行動する』」。街に出てメッセージを表現することもひとつのスタイル。(2005年6月12日「児童労働反対世界デー」に渋谷にて)
「ほっとけない世界のまずしさキャンペーン」にも賛同しています。貧困問題の解決は児童労働の解決の重要な鍵になります。(2005年9月10日のホワイトバンドデーにて)