なにか、田舎のおばあちゃんの家に遊びに来たような感覚でした。
木造一軒家が事務所。都内では珍しく、植物が多く残るお庭があり
(もちろん蚊に食われましたが)
マスコット犬、グッディー、ラブラドール1歳が出迎えてくれました。
今回の取材先は、good! 良い響きの団体名です。代表の磯田浩司さんは僕と1歳違い。
こんな若い人が代表を務めているのも珍しいです。同世代で嬉しくなってしまいました。
 5年目を迎えているgood!は、アジア圏内での国際ワークキャンプを中心に
活動を行っています。アジア各国や、日本国内で現地の人達と共同生活をしながら、
農作業や井戸掘り、学校づくりなど、その地域で必要とされる作業を行っています。
参加者には、学生、フリーター、社会人、そして不登校や引きこもりの若者も多いそうです。
常に、○を取るための、正解を得るためだけの教育の中で、
個性をなくしてしまった若い人達。やりたい事が見つからない、
どうせ自分なんてそんなものだと、どこかで諦めてしまっている若い人達。
ワークキャンプに参加をした学生の中には、友達はいるけど本音で話したことがない、
出来ることなら不登校になりたかったと話す人もいるそうです。

 ワークキャンプで得られるもの。何が人を成長させるのか?
貧しいかもしれないが、パワーある、エネルギーあるアジアの人々と接し、笑顔にふれ、
観光では感じることの出来ない、ともに生活をすることで新たに感じること、
発見、気付き、そして人間くささ。
話を伺っているだけで、ワクワクしてきました。
僕も思いました、素晴らしい人生を手にしてもいいんだって。