東京本部事務局

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広報:大野寿子さん
「東京ディズニーランドに行きたい」
「イルカと一緒に泳ぎたい」
「ウルトラマンに会ってパワーをもらいたい」
ほほえましい子供たちの夢。
僕の子供のころの夢は、プロのサッカー選手になること。夢はかなわなかったが、かなえるための時間はあった。
今回取材をしたMaKe a Wish Japanでは、難病と闘っている子供たちの夢をかなえ続けている。
夢を実現させるための時間がない子供たちも沢山いるのだ。

Make a Wishの始まりは、1980年、アメリカ、アリゾナ州。7歳のクリス少年は警察官になるのが夢だった。しかし、クリス少年は白血病にかかり学校に行くことさえも出来なくなってしまった。この少年の話を聞いたアリゾナ州警察の警察官たちは、クリス少年のために制服やヘルメット、バッチを用意し、彼を1日警察官に任命。
本物そっくりの白バイに乗って 駐車違反を取り締まったり、ヘリコプターに乗って空からパトロールをした。
クリス少年の夢がかなった日だった。残念ながら、この素晴らしい1日から数日後、安らかな顔でクリス少年は旅立ってしまった・・・

このクリス少年のように、夢を持ちながら難病と闘っている子供たちが沢山いるに違いないと設立されたのが「Make a Wish」である。日本では1992年に沖縄でスタートし、94年に事務所が東京に移転。最初は一人の子供の夢をかなえるだけであったが、昨年は157人もの夢を実現させている。僕の中では誤解があった。余命わずかな子供たちのために、最後に夢のお手伝いをしている団体であると。しかし、難病と闘っているハンディーはあるにしても、どの子にも夢がある。夢がかなうことによって、生きる喜びを、生きている楽しさを感じてもらうためのお手伝いをしているのがMake a wishだ。夢がかなうことによって、難病が治ってしまう子供もいるそうだ。
しかし、奇跡を起こす団体ではない。
今をもっと楽しんでほしいい、生きている実感や希望を持ってほしい!とてもシンプルである。
今後も一つでも多くの笑顔を作り出してほしいい。

P.S 今回お話を聞かせてくださった事務局長の大野さん、ありがとうございました。
                                    
(左)新田朋宏くん「電車の運転手になりたい」
        
ンMake A Wish
(左隣)ウルトラマンの周平くん
        
ンMake A Wish
(下)「ディズニ−ランドに行きたい」
           フロリダの亜美さん
          
ンMake A Wish