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特定非営利活動法人 日本紛争予防センター 〒106-0032 港区六本木5−10−20 フェリアビル2F TEL:03-5772-0078 E-mail:tokyo@jccp.gr.jp |
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電話のお相手:広報担当 寺垣ゆりやさん(右)
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地雷除去の様子モ
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地雷撤去の方法を知っているだろうか? ディマイナーと呼ばれる人達を知っているだろうか?ある種のトレーニングが必要とされる。 ディマイナーとは、地雷を除去する人達の呼び名だ。 一人一人が、25メートルの間隔を取り、自分の周り1メートルの範囲内を、スコップを手に持ち、一直線に掘り起こして行く。 一歩間違えれば命を失う危険の伴う作業だ。仮に命が助かったとしても、手や足を失う恐れもある。 緊張感、恐怖感、自分との戦いになる。 しかし、恐怖感を持つことによって、慎重になり、正確な作業に繋がるという。決して慣れてはならない。 更には、ある程度ではなく、100%!その場所から地雷を取り除かなければならない。 今回取材をさせて頂いた、紛争予防センターの活動の中には、こういった地雷除去作業もある。 その他に、対立する民族の若者たちを集めて一緒にキャンプをし、時間を共有してもらう。 次世代を担う若い人達の相互理解を深める事も、紛争予防に繋がるのだ。 「紛争を予防する、紛争をなくしていく」 とても大きなテーマだ。しかし、国家レベルでは成し得ないことでも、市民と直接対話の時間をもてるNGOだからこそ出来る、草の根的な活動を行っている。 紛争の原因も様々で一くくりに出来ない難しさは、お話を伺った事務局長の小林さん、事務局員の寺垣さんもおっしゃってた。 ディマイナーの資格を持つ林さんからこんな話も聞けた。 「地雷除去の作業は農作業に近く、単調で、退屈な作業である。しかし、その先に何があるかを考えると勇気に繋がる。 一個の地雷を除去することによって、一人の命が助かり、地雷のなくなった土地に再び避難民たちが戻ってきて、村を建て直し、多くの人達の笑顔であふれかえることを。」 紛争のない世界。紛争予防センターの人達には、しっかりと見えている未来なのであろう。 (まさのりレポート) |
カンボジアの識字教育事業熱心に勉強する子どもたち.
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アフガニスタンの女の子たち
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アフガニスタン平和教育ワークショップ ン日本紛争予防センター |
スリランカにおける地雷除去トレーニングの様子
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トリンコマレー沿岸の様子
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スリランカの日本人デマイナー
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