難民を助ける会
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まさのりレポート
 真白い兎のサニーが僕を出迎えてくれた。サニーは長いその耳で、世界の声を聞き、困っている人の所へ何処迄でも飛んで行く…葉祥明の絵本「地雷ではなく花を下さい」でお馴染みのこの兎が《難民を助ける会》のマスコットキャラクターである。
 そのイメージにぴったりな穏やかで且つ明るく活動的な雰囲気の事務所はJR目黒駅すぐの所にあった。代表は現在91歳の相馬雪香さん。25年間、難民支援、対人地雷廃絶や被害者支援、子供や障害者への支援などを中心に活動を続けている。そして日本のNPO組織では唯一タジキスタンとアンゴラに事務所を構え、まさに声なき声に耳を傾けている。今回お話を伺ったのは事務局の堀江さんと公報の馬場先さん。地雷撤去の活動について熱く語ってくれた。
 最後に、番組プレゼント用に戴いた絵葉書には
『地球最後の地雷(The Last Mine)』
のゴールを見つめるサニーの後ろ姿があった。
 そして僕には、兎のサニーが Last Mineへ辿りつく瞬間が、堀江さんと馬場先さんの真っ直ぐな視線の先に確かに見えた。
 頑張れサニー!
 応援するよ。
その日が一日も早く訪れる事を信じて。
    いつの日かきっと!